客人達へのメールを、楽しそうな笑みを浮かべて返信。
さっさと残りの案件を片付けて、まだ顔を合わせてない招待客と愉しむことを妄想。
馴染み深いアイリや、門番のガートルード――彼女に関してはゲルトと一緒に招待状を渡すつもりが行き違いがあった旨の連絡を受けている。
も、そろそろ屋敷の中にいる頃合いだろうか?]
さぁて。どうなるか楽しみだな
[くすり。小さく笑う。
妄想しながら残りの案件を片付け始めた。あとは領主の印鑑とやらが必要なものぐらいだろう。
ふと。中指に嵌めている領主の証である指輪を見る。]
おまえとの付き合いも長いけど、主が代わるかもな。
[指輪に向けて話し掛ける、領主の姿は奇人そのものであった。*]