[カウンターに出てきて宿帳に記入を進める女性>>154は、島の宿屋にいる女将に似ているが、彼女よりは若く見えた。おそらく別人だろうとあたりをつけて、にっこりと愛想のよい笑みを浮かべる。]ありがとうございます。私はジムゾン=エンゲルブレヒトと申します。それでは二人分、私の後ろにいるリーザの部屋をお願いします。[そう返事をすると、宿帳に丁寧に名前を記入した。]