― 病室 ―[見返される瞳>>158。驚きの乗るそれに、苦笑は浮かんだまま](うん、治ってくれないと、困る)(託されたものもあるのに───)[平凡でも、回復を願う言葉>>159に頷きを返す。あの時託された歌、届けなければいけないもの。声がなければ為し得ないこと。それを思うと、どうしても焦りも生まれる]