人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


魔王 ギィ

[身の丈は、人間の3倍ほどはあろうか。
赤茶けた肌を粗末な布で覆い、針金のごとき髪をざんばらに振り乱すそれは、まさに巨人であった。
これこそが、魔人が召喚した"投石器">>2:300である。

巨人は、今は片手に一つずつ綱を握り、コボルト弓兵を満載した攻城塔を引っ張っている。
もし敵が足元まで来たならば、それらはおそらく手ごろな棍棒と化すのだろう。]*

(161) 2014/09/19(Fri) 19:50:42

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