[宿泊所の玄関ホールには、丁度ゾフィヤ准尉も居て、ユーリエの身体を支えていた>>147。
ローレルも憔悴しきっている様に見えるが、きっと准尉が応接室までは運んでくれるだろう。
救急セット――ガーゼや絆創膏、消毒液、酔い止め程度の簡素なものだが――を手に応接室へ駆け戻った。]
はいッ!
……ユーリエさん、少々失礼しますね。
[傷口を消毒するべく、服の裾を少しだけ失礼して。
フレデリカに医療の専門知識は無く、これは下手に動かさない方が良いだろうと判断。
ユーリエの言う通り>>152にそっと頭の下にタオルを敷いて。]
ローレルさんも怪我、してますよね?
消毒しておきましょう。