― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―[甲板の上で沈黙した巨大海老一匹。そちらのトドメ確認には他の船員が行ってくれたか]うーっ。[大声で呼ばれ>>155聞こえてるよと伝えたのは、ユラユラと揺れる蒼くて細い尻尾だった。シャツが背中までめくれてちょっと見えている。アイリとゲルトの間で何が問題になってるのかなんて、知るわけなかった]