― 学生時代の終わり ―[ 昔から、たいして深く物事を考えずに実行するタチだった。死者が出てもおかしくない悪戯をしたのもそうだったし、その結果、塔に追い詰められてしまったのも同様だ。塔から落ちたのだって、捕まるくらいなら死んでやるとか、そういった覚悟でしたわけではない。 わずかなミス。足を踏み外しただけ。 だけど、ファミルは来てくれた。>>158 絆と《ウル》の力で。]