― 舞踏場近辺 ―
[笑みを深める様子>>157に、短い笑い声を一つ、落とす。
素直な反応は、奏者にとって見ていて不快なものではなく]
そう、新たなる可能性の『種』を踏み荒すもの。
……『種』の開く世界を認めぬものたち。
無為に荒らされぬように、止めないといけないねぇ。
[言いつつ、ファミルの腕に残る傷跡をちらりと見る。
その力を具象するのが何かは知っているから、傷を諌める事はしないけれど]
あまり、傷を増やし過ぎぬようにね?
癒すのにも、多くの『核』が必要になってしまうから。
[諭すように言いながら、手を伸ばし。
ぽふり、と軽く、ファミルの頭を撫でた]