人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


告死の影翼 シメオン

― 宇宙船の傍 ―

 そうか。

[繰り返される判らない、という言葉。>>160
ならば論じるは無為、とばかりに短く応じ]

 ……コンラート・フリーデル。
 それがきみの名か。

[独りごちるように呟いて、片手をすい、と天に翳す。
月白色の光が舞い落ち、それは花の形を象った]

 ……この船に深く関わる者に与えるべきは唯一。

[言葉と共に放り投げたのは、煌めく待雪草]

(161) 2017/11/01(Wed) 01:46:13

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