『あらー、落ちちゃってるー?』[ ほぼ同時に追いついた風精が、仕方ないわねといった顔で、風の結界を落ちるウェルシュの周囲に巡らせた。おかげで落下速度が緩んで、目を開ける余裕が出来る ]セ、セイン?ありがと...て、え?ちょ、そこのひ、と...?[ 速度が落ちたとはいえ、落下はまだ続いているわけで、その落下先に見えた人影>>141に、警告の声をあげかけて、何となく感じる気配にぱちり、瞬いた ]