[続いた言葉に思考を少しめぐらせてから]ああ、たしかに問題は残ったままか。[自分や自分の国としては片付いても、ユウレンやシンシャとしての立場の問題は残ったままでもある]すまない、私も熱くなりすぎた。[素直な謝罪の言葉とともに、迎えがくるまでは先ほどまでとは打って変わって借りてきた猫のように大人しくなった。その様子を見たその場にいた者達には、ゲルトは只者じゃないすごい人物だという印象を与えたかもしれない**]