人狼物語−薔薇の下国

516 ルー・ガルー戦記 10 〜ブリュノー救援戦


王国軍軍団長 ナイジェル

― 野営地 ―

[ 懐かしい名に、思いを馳せたのは僅かな時間。いずれ軍議の席ででも顔を合わせる機会もあろうと、実務に頭を切り替える。
その視線の先、凛と背筋を伸ばした司令官が近づく姿が見えた。>>120 ]

司令官殿。

[ 流れるような動作で騎士の礼を贈り、さて現状報告でも求められるか、と副官に視線を投げようとして ]

余裕、ですか?
それはもちろん...

[ 今、余裕を無くす程では戦どころではないだろう、と、向けられた笑みと言葉に、軽く首を傾げてから、ナイジェルは目を細めた。
この物言いには覚えがある。そんな表情だ。 ]

(160) 2019/02/13(Wed) 00:45:37

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