人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


天使長 シルキー

 …少し唐突すぎましたね。

[エレオノーレの様子>>158を見て、ようやっと気づいたのか申し訳なさそうにそう零す。
そしてもう一度、言葉を発した]

 私は最初から人類というものを、厭っていたわけではありませんでしたの。
 初めて人類というものの薄暗さや穢さを目の当たりにした時、下等生物だと思い始めたのが切欠ですわ。

 エレオノーレにも何か切欠があったのかしらと思って。

[天使には色々なタイプがいる。自分のように最初は人類を庇護すべきだと思っていたが考えを変えた者、最初から厭う者、ずっと庇護すべきだと考える者――。
切欠さえあれば、考えなど変わってしまうものだ。
問いかけは単なる興味からで、浮かべられた微笑もいつもと変わらない。
エレオノーレが人類を厭う理由。
そこに切欠があったのか、それとも違うのかが知りたかった。]

(160) 2014/06/20(Fri) 21:37:07

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