___お前のこれからに幸多からん事を[ 並々と注がれた盃>>146には触る事は出来ないから、祷るように掲げられた彼の手に握った拳をコツンと軽く当て誰も触る事の無かった盃。一滴だけ瞳の奥から溢れ出た雫がそれと混ざりあったその瞬間その水面が微かに揺れたのは空調のせいであったか* ]