本当に、ありがとう。[立ち上がる人に合わせ一歩二歩と下がる。 彼女が思った>>157ことは外れていない。 胸元に下がる深緑の玉の瑕はもう見えないけれど、それは新たに生まれ直したも同然だからで。未だ熟さず。外に触れすぎるは危険なこと…… その自覚は深層にあり、神魔も魔人もそれとなく教えてくれていることだから]