魔女として処刑されたジャンヌ・ダルクも……いや、また脱線しそうだ。
一気に飛ばすぞ。
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キリスト教を弾圧していたローマ帝国の大転換は313年。
ミラノ勅令だ。
行軍中、空に十字架とイエス・キリストを意味するギリシア文字を見たコンスタンティヌス1世は、兵士の盾にその文字を描かせ、戦いに勝利したという。
この後、ローマ帝国はキリスト教会の強い影響下に入る。
392年、テオドシウス1世はついにキリスト教をローマ帝国の国教に定めた。
彼の死後、広大な帝国は分割統治されることになり、「東ローマ帝国」と「西ローマ帝国」が始まった。
ただし、これは後世の通称で、当時は誰もローマ帝国の分裂とは考えていなかった。
西も東も自分たちの国をローマ帝国と呼び、記録していた。
便宜上の分割統治という認識だね。