人狼物語−薔薇の下国

355 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサII


あかねさす ツヴィンガー

―回想―

[コンスタンツェの、脱落者の恩恵を知る恩恵とは興味深そうなものだった。
そして、人狼自体を特定できた恩恵も。
 「今はひとりの人狼」が増えたことを知れるのは有益だった。

 しかし、脱落者は出たのだ。
 見覚えのない藤色の光。
 楠の知らない10人目の参加者の存在。そして――…。

 視線の先に輝音を捕らえ、目を瞑ってから三人を交互に見た。]

(159) 2015/07/18(Sat) 02:23:20

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