人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

『親愛なるソマリ・フル・アレイゼル殿

貴公の要望は拝読した。しかし、要望にお答えする事は不可能である。

一つ、オプティモの領地は巫女姫の名の下に王府より賜ったものであり、我が裁量にて貴公に明け渡す事は出来ない。またすでに領内に王府軍が駐留しており、貴公の手を煩わせるべき憂いは無い。
一つ、私兵軍などというものは存在しない。我が家の使用人のうち護衛の任を勤める者は居るが、武装解除したのでは護衛とは言えず、それに応じる者も居ないだろう。
一つ、カナン・リリ大使は既にブラバンドに出立し、巫女姫と謁見中であると推察する。またシメオン・オリオール副使は既に当家には滞在していないため、引き渡しは不可能である。
一つ、当家に保管される使節団の所持品は、カナン・リリ大使より正式に当家に譲渡されたものであり、提供には応じられない。

この返答をもって尚、当方を国敵と呼ぶのであれば、貴公の目は節穴と言わざるを得ない。
貴公の兵が、我が領地と領民に仇為すとあれば、我も又、武をもって信義を天に問うを厭わず』

(159) 2015/03/14(Sat) 21:58:58

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