[アイリにこれからのことを問われると、>>145彼女に抱きかかえられたままの子兎と彼女の顔を交互に見て]そうか。その方がいいだろうね。ぼくはもう少し回収を頑張ってみるとするよ。[飛びつかれたのか、いったん肩掛け鞄におさまったウンブラも少年の言葉に続いてひと鳴きした。気合は十分のようだ。そうして見送る時には彼女たちにも、「お互い気をつけよう」という言葉を残したのだった*]