[そんな、青い薔薇の 種《たね》“――…かつて、博士と喧嘩しつつ2人で作った、プログラム>>1:135は。一粒でもいい、芽生えただろうか。博士が根こそぎ引っこ抜いた可能性もあるけれど。もしも生き延びて、枝葉を伸ばし、外の陽を浴び、風雨に揺れる時が来るならば。いつか、それぞれの花を咲かせてくれたらと、心から願う*]