― 回想・昨夜宿1階にて ―[教会から帰ってから1階の酒場でワインやビールを頼み。ゲルトやヨアヒム達に混じり酒盛りを一通り楽しんだ。](あいつ、まさか初めてじゃないよな…?)[脳裏に浮かぶのはジムゾンの姿。帰り道。どこか去りがたくて閉じた扉の向こうを一度だけ振り返った。が、恋人でもない男にこれ以上気にかけられても迷惑だろうと思い直し、首を左右にゆるく振って歩き出したのだ。]