ロスリン
ろすりん星からいちご馬車でやってきた姫(自称)である。いや、自他共に認める姫である。ろすりん星は「欲しがったらあげる、頼んだらもらえる」という、能力に応じて働き必要に応じて得る共産主義経済の最終段階を超越した経済体制であるとされ、通貨はほかの星との貿易などごくまれにしか使われない(単位はもも)。ろすりん星で生まれたものに対しては12年間の教育(義務ではない)が無償で享受される。主な授業は、ダンスと昼寝。このように高度な文明を持つろすりん星だが、姫が「今までのはキャラ作りでやってたんだよ!」と叫ぶと爆発する運命を背負っている為、星自体の存続が危ぶまれている。
メルヒオル
「僕と契約して、罠設置班に入ってよ!」との謳い文句でいたいけな少女をスイーツで騙し、魂を抜き取る罠に陥れる。己の体が最早ゾンビと同等の存在であることを知り、幸福から絶望へ落ちた際のエネルギーを採取し、それを新たなる罠を作るエネルギーへと変換し、次のターゲットを探す。契約した少女には罠を作る労働させる仕組みで罠星人の社会の歯車は回っているのだ。