― 聖地の食堂 ―
[クレステッドが無事解放され、妖術師が逃亡するに到るまでの活躍は、皆が聖地へ戻るとすぐに伝わってくる。凄いなーと感心しつつも、騎士たちに護衛されて戻ってきたローズマリーの凛と気高い美しさに少しぽーっとなった。]
……あんな綺麗なひと、初めて見た。
[しかし妖術師が明日再び聖地を襲撃しに来ると情報を入手した途端、表情を引き締める。次は一体どんな手で攻めてくるのだろうと。
そんなことを考えながら食堂へ向かえば、ちょうど中からゲオルグの大声>>150とチャールズの呼びかけ>>152が聞こえてきた。]
チャールズのおっちゃん!左腕を診てもらったんだって?大丈夫?
[店に入った途端、心配そうに声をかける。万が一にも武器職人が腕をケガしたら、当分仕事ができなくなってしまうのではないかと思ったからだ。*]