[メレディスと広間で交わした言葉通り、休憩の間に彼と話す時間も取れた。
何らかの切っ掛けになれたかどうかは解らないが、少なくとも自分の忘れていた─深く胸に沈み込めていた記憶は掘り起こされた。
彼が郷に来て、色んな話を聞かせてくれて。
兄ちゃんになら話しても良いかな、いや、兄ちゃんに聞いてもらいたい。
あの時、そんな思いで打ち明けた夢は、>>0:88何より嬉しい答えで返ってきた。
自分を信じてくれている言葉も、また来てくれるという事も。
誰にも言わないと約束してくれたことも、何もかも嬉しくて]
っ、いいんだよ!
まだまだこれから大きくなるんだから。
[>>0:89続いた揶揄いに頬は膨らんだものの、腕を取る手を振り切るまでには至らなかった]