人狼物語−薔薇の下国

448 vinculum lapis


紅玉髄の氷女 ユーリエ

[メレディスと広間で交わした言葉通り、休憩の間に彼と話す時間も取れた。
何らかの切っ掛けになれたかどうかは解らないが、少なくとも自分の忘れていた─深く胸に沈み込めていた記憶は掘り起こされた。

彼が郷に来て、色んな話を聞かせてくれて。
兄ちゃんになら話しても良いかな、いや、兄ちゃんに聞いてもらいたい。
あの時、そんな思いで打ち明けた夢は、>>0:88何より嬉しい答えで返ってきた。
自分を信じてくれている言葉も、また来てくれるという事も。
誰にも言わないと約束してくれたことも、何もかも嬉しくて]

っ、いいんだよ!

まだまだこれから大きくなるんだから。

[>>0:89続いた揶揄いに頬は膨らんだものの、腕を取る手を振り切るまでには至らなかった]

(159) 2016/09/17(Sat) 17:03:01

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