[そんなやりとりをしている間に、外からシャンシャンと鈴の音が聞こえてきた>>154] あら?なにかしら。[振り向くと、扉の外で何かが空から落ちてきている。表にでると、何の気なしに、包みを拾い上げて包装紙を見る] …………[見覚えのある顔が見えて、無言で包装紙を開いてみた。そこには旅館の宣伝や地図とともに、おそらくこの商会のシンボルのような絵が描かれていた] ま、まさか、これは……。[あの商会の会長のインパクトのある顔を見間違えるはずはない]