[奇襲を主とするローゼライトには補佐はし辛く、領主たる魔王はそも補佐など不要だろう。となると、必然的にタイガの補佐が私の主な役割となり。風と並行して、生み出したのは水の帯。タイガの背を追って、彼の背後を波打つリボンが護衛する。余裕があるなら、攻勢にも転じさせようかと思考を巡らせたその時]な──?![魔王でも勇者でもない、大きな力。黄金の輝きを認識したのと、>>155魔王の警告はほぼ同時。即座、水と風の保護を私とタイガ双方に展開させたのは間に合ったか**]