[こいつは本来優れもの。そんじょそこらの器機とは比べ物にならない程受信範囲が広い。よって、銀羊システム側からは捕捉できないって算段だ。けれども一方を取ればもう一方が立たず。あちらこちらから飛んで来る音を全てキャッチしてしまう故、すぐに通信が途絶えてしまう。] もしもーし、ミーネ。聞こえるっすか?[にわかに環境が改善されるのを待って、銀羊に乗船しているであろう仲間からの定期連絡を待つのだった。]