何だ、君そんなに笑えるんじゃないか。 最初からそうしておけば良かったのに。 [ ナネッテがテーザー銃を抜き構えるが>>141 特にを気に掛けることも無く、目は笑っていないまま 冗談を投げる。 寧ろ気になるのは首筋から流れ落ちる鮮やかな血。 何故出血しているのかなど知ることは無いが、 血が滴り落ちると共に、薄藍を覆う緋色は 徐々に色を深く紅く塗りつぶす。 ──身体が熱い。 ついにこの身まで支配されてしまうのか。]