― 回想・オズワルドの部屋 ―
ん゛っ
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伝う朱は内腿を通りシーツやオズワルドの大腿も汚す。
相当深い場所まで抉れたか、流血は粗相をした様に広がり
それでも焼けるような痛みは均衡する天秤から下がり落つ。
満ち溢れてゆく快楽と、征服される事への興奮で
ぞくぞくと背に、腹にこみ上げるものがある。
主人に飼われていた時の丁重で執拗な交わりとは全く異なる
血液は滑りを帯び、女性器が成すそれの様に水音を響かせる
そこにオズワルドのカウパーが混じれば搾り取るように
腸壁は収縮し、長い金髪の少年は欲を受けて更に若々しく―]