―― ちょっと前/後輩と>>109 ――[在学中――特に最後の年の思い出が一番濃いが――我が学び舎には、同年代にも、後輩の修練生にも、個性が爆発していた面々がわりといたように思う。あいつら元気にしてるだろうか]ああ、うん、そうだねえ。わたしもそのくらいの年で卒業試験を受けたし……、んん? 20歳?[なんということだ。ツィスカの知っているアイリの年齢と明らかに食い違っている。自分とアルマースが長距離移動を果たしてしまったのと同じかそれ以上の不思議が、今目の前にあると言っていい]