[後ろからドロシーが姿を見せたことで、フレデリカの悪かった顔色がいくぶんかマシになった。 >>147 つむじ風の恩恵のおかげだろう]「ドロシー様、ありがとうございます」[そう御礼申し上げる]『風による瘴気祓いはこの状況に有効である』[肩の水晶玉は少し思考し…]『マスター。今からこの場で爆風を上げることによって、マスターの害悪を取り除くことが可能である。 実行命令を』[だめだ、とフレデリカに念を押されたのはいうまでもない]