ええと…即興で作ることはありますが、あまり本格的に作曲活動はしていませんね。
あの曲は、昼間聞こえてきた音を自分なりにアレンジしたものですから……厳密には僕の曲ではないんです。
それに曲を作るよりも奏でるほうが、性に合ってるようです。
[そう言いながら、それでもよければ、先程の曲、ピアノ用に譜面に落としましょうか?と問う。
ピアノを弾くという言葉を聞いただけで、絶大なる仲間意識が生まれたためだ。>>155
彼の指はどんな音を奏でるのだろう…と考えただけで、ワクワクが止まらない。
奏でる音は…その人の生き様を表すものだから…。]
(…貴方のピアノを聞いてみたいものです。)
[彼は俯いてしまったため、声には出さなかったけれど…。]