人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


備品係 ジェフロイ

カシム、お前存外平気そうだな。
…私の方が余裕無いな。すまん、城に戻る前に少し寄り道する。
少し待っていてくれ。

[道の途中、休めそうな場所にカシムを座らせると、横道に逸れ、感覚を解放して野の獣を探す。4(6x1)匹程いるようだ。

狩に時間をかける気は無かったので手近な3(3x1)匹を掴まえるとその場で生きたままの獣に牙を立てる。

温かな血が口に溢れるとその温度で喉を潤した。焼けつくような渇きはひとまず引いていく。爪を伸ばして、獣の皮を剥ぐと肉を歯で引きちぎった。そう美味な獣では無いが、無いよりまし…か。
そして、獣の心臓を抉りだすとまだ熱の残っている、血袋を口腔内に収め、かみ砕いた。

残骸はその辺に放り投げる。手を払って手に残る血を飛ばし、残って付着している血を舌で舐め取りながら、カシムの元へ戻った]

(157) 2013/10/11(Fri) 07:15:28 (nannan)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby