人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


絵本作家 ローレル

[大人しく部屋に入ったときには、ローレルは既によれよれでした。
視線を床に落としたまま、衣服の入った袋を床に置きます。勧められるがままにベッドの上に載って、帽子を脱ぎました。

ジャンさんがお水と言った>>141のでしばし待って、受け取ります>>142
自分でも気付いていませんでしたが、温泉で長らく過ごしたために、そのお水はとても美味しく感じられました。ひょっとしたら、脱水症状になりかけていたのかもしれません。
グラスを枕元に置いてジャンさんにお礼代わりに頭を下げると、いつも元気いっぱいのはずのローレルはしおしおとベッドに潜り込みました。

最後まで、眠りにつくまで、
ふたりのどちらもを、ちゃんと見られませんでした。]

(157) 2015/02/03(Tue) 22:23:07

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