― 公園/樹の根元 ―[零れ落ちた言葉>>151に、理解してなかったのか、と心の中で呟く。傷の痛みを散らそうと大きく息を吐いた時、これまでとは異なる意図の問い>>153が耳に届いた。続く言葉も耳に入ったなら、知れず口端に笑みが乗る]……好きにしろ。[奪う気がありながら待っていると、邪気無く言える者は多くない。ローレルと同様、純粋で、無垢な存在。膝に赤い果実を置かれた経緯と続くパメラの行動を知れば、緊張の糸を少しだけ解し、オズワルドは一度瞳を閉じた]