村田殿よ今回は通じ合うことができずさぞ無念であろう。ここで一つ某の故郷に伝わる縁結びの話をしてやろうぞ。某の国のとある神社にな、恋占いの石。と言うものがある。この石は二つあるのだが、片方の石よりもう片方の石へ目を瞑ってゆくことができれば恋が成就する。というものでな。若い男女でよく賑わっているのだ。機会があれば行ってみればよろしい。