― 水軍旗艦『八幡』・甲板 ―[皿を差し出した相手>>151に名を呼ばれて、思わず目を円くする] はっ。 ――まさか護衛剣士殿に、名を覚えて頂けていたとは。[焼き海老を受け取る相手は笑顔を見せていて、その表情もまた意外なものだった。 少しばかり肩の力を抜いて] 先の海老との戦いでも、活躍しておられましたよね? あの――見事な太刀筋で。[憧れめいた感情を込めつつ、そう言葉を掛ける。 そう言いつつ未だに顔と名が一致していないのが痛いところだが]