― 研究所 ―
[扉を開いタそノ先、埃と汚れに満ちタそノ場所。其処は如何足掻いても、この女神に似合う場所じゃあ無かっタ。
だから她がまさか、"懐かしさ"なんぞを覚えているとは露知らずに。降ロシてくれ、と命じられれば>>112、向けるノは当然の如く渋い顔。]
……如何シて。
[呟いタ言葉には、盛大な不満ノ色を隠そうともせずに。腕を叩く手を睨みながら、しかし無理にでも降りようとされてシまえばそれに従う他に無く。
渋々といっタ風に她を床に降ロシ、転ばないように内心ひやりとしながらそノ姿を見つめ。体内の脚ノ熱も一時忘れて部屋を物色する她を見守っていタのダけれど、ふと聞こえタ言葉>>113にまタ表情は不満気なもノへ。]