人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

 … … …忌憚無き、私の考えを御赦し頂けるなら。


[空の彼方へ飛び去る鳥を眺めて暫く、ぽつりと口を開く]


 どちらにせよ学徒共の短慮に対処は不可欠。
 無慮の諸人を捨て置けば、我等諸侯や姫殿下へ弾圧を始めかねない。

 元々が、その一部は王国の民主化
 つまり国の無政府と云う愚かな考えもその一端に謳う連中。
 義と利が無ければ、指先で捻り潰し終わり。そういう類の『掃除』なのです。

 御安心を、姫殿下の御英断はこのソマリの目に寸分の狂い無き物です故…。


[柔らかで言葉儀礼な美辞麗句とは空気の異なる、遠慮の無い言葉。
紡がれた言葉全てが、男の本心では無いが、然し垣間見せた三白眼の冷たさは、決して美辞の様な実の無い言葉糸を繰る物でも、また無く。
その後、巫女姫との歓談もそこそこに行軍は再開される事となるだろう]

(157) 2015/03/07(Sat) 18:41:23

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