[地面を二、三度転がるころには、魔力弾も木精の守りも消えていた。体を起こし、はっとして玉座の方を見る。あちらの方が、衝撃の中心に近くはなかったか?] クロート![叫んでみても、視界は土煙で少し霞んでいた。**]