人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


共和国大使補佐 シメオン

……言っとくけど、俺はお前を皇子扱いしねーからな。

[師達からは、くれぐれも皇子に粗相の無いように、と言い含められていたが、そんなことは知ったこっちゃなかった。
おまけで留学出来たと受け止めたが故の反発心と劣等感]

留学先では皇子でもなんでもねーんだからよ。

[負の感情を隠せるほど大人でもなかったシメオンは、尤もらしいことを言って対等の立場に立とうとした]

…そもそも、なんで留学なんかするんだ?

[次いで投げかけたのは、留学の話を聞いてから抱いていた疑問。
留学先は母国セドナを開国に至らしめたマチュザレム。
シメオンの頭には”人質”の二文字が浮かんでいた**]

(157) 2015/03/06(Fri) 23:21:07

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