神父 ジムゾン

　
　　うん、今も、
　　どうしたってこっち側の立場でしか、
　　分かってないところはあるんだろうな…
　　
　　
[ゲームの中で、人狼であるものたちの死を見届けた。
オットーやペーターが死を望まざるをえなかった
そのことを思い出すと、
今も、言葉にならない何かが込み上げる。

“ふたりの自分を切り分け切れていない”
自分にとっては、あのとき感じた感情は今も生々しい。
だから、そう語るときには、
やはりいつもの癖で、強く拳を握り込んだ。]