[処理施設内ではお互いに言葉を交わさなかったが、こうして連れだすと、以前と変わらぬ様子で、カシムは自分を信頼してくれたようだ。ひとまず胸を撫で下ろした]
…カシム、今回は災難だったな…。
あの場所で、どこまで状況を把握しているか聞いてなかったな…。
[道すがら、今回の「ゲーム」について事実確認をしながら歩く。
仲間全員から血を吸われ、ベリアンに血を分けて貰ったとは言えカシムの血が不足しているのは容易に想像がつく。自分も緊急時が優先され、動いているが、危険が去ると吸血種独特の貼りつくような渇きが戻って来ている。忌々しい事この上なく。身体が重いのも回復はしていない。
カシムの様子は1(6x1)
1.不思議と元気
2.時折こちらの血を吸いたい目を向けられる
3.見るからに飢えている
4.弱っているが血が欲しい素振は見せない
5.自力で動くのが難しそう
6.なんとか持ちそう]