− カルカリアス号 −[天から光の驟雨が降り注ぐ。魔法の障壁を張り巡らし、鋼鉄に鎧われていてさえ、それは凄まじい衝撃をもたらした。ダーフィトもまた、艦橋の手すりにしがみついてかろうじて転倒を免れる。艦のそここから、呻きがあがっていた。損害を告げてあがる声を一時退け、次の攻撃命令を発する。] 徹甲弾装填、 撃て![天空母船への長距離射撃だ。実際に届くかどうかは関係ない。狙う意志を突きつける。*]