艦内放送ですか。ぜひ、お願いします。
[せめて3、4人でも残っていてくれればいいんだけど。]
…実は、なんですが。もうひとつ修理を早める方法はあります。
もともと、新式タービンは量産化を視野に入れて開発されており、機関を構成するパーツの多くが簡素化、均一化されています。
そこで、機関のうち破損状況の酷い一基、ないし二基を完全に解体し…使用可能な部品を、残りの機関の破損している部分と交換する、という方法が取れます。
…要は、綺麗な部分同士を合わせてツギハギのタービンを作る、ということです。
これならば二、三日で最低限一基は稼働可能になると思います。二基目もそれからそう遠くないうちに。