[>>132ゾネス総督の言葉を聞いて、僕はつい笑みを漏らした。
およそ貴族というのはこういう奴らなのだ。
傲慢で、プライドばかり高くて、自分勝手で。
常に誰かを見下していないければ自我を保てない哀れな存在。]
いけませんね、総督閣下。
言葉は正しく表現しなければなりません。
"貴女がそう思い込んでいる"自負。
"貴女が勝手に考えている"道理。
"貴女が勘違いしている"過ち。
……の、間違いでしょう?
[だから、そんな滑稽な存在は盛大に嘲ってやろう。]
――自分本位も程々にされるといい。
"誇り"も過ぎれば"傲慢"となって身を滅ぼしますよ。