― クリーク砦 ―じぁーうずざん![>>138こっちにはきちんとさん付けしながら、大声になるよう力を込めて呼びながら、ゆっくりこちらに問いかける人へ、手にしていた紙を差し出し渡した。サシャは文字は習っていたので、チャールズがそれを見てどう思うか、じっとその動向見るように顔を見つめていた。>>139サシャからしてみれば、相対的に多いと思えた数字を見ても、驚愕の様子が無いのには安堵を覚える。少なくとも絶望するような状況ではないのだと知って。]