人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔女 ガートルード

[冷たい刃を手首に当て、一息。]

 なぁんて…まだるっこしいこと、言ってる暇はぁ、



                     なぁいんでしょぉ!

[言い捨てながら、躊躇いなく皮一枚を裂いた。
溢れる鮮血…光の粒子の――――
魔術の素養のある者ならば分かるだろう、滴り撒かれる此れが魔術の触媒であると。
通常手に入る触媒とは桁違いの魔力が、魔女から削げ落ち、石に注がれていると]

(156) 2014/03/29(Sat) 16:08:28

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