ふふふ、全てが明るみに出ちゃったみたいだね。でもそんなこと、ほんとはどーでもいいんだよね。桃窓に帰ると暁月が「お疲れさま」ってなでぽふしてくれたり。ちょっと風邪引いただけなのにすごくオーバーに心配してくれたり。あたしがもたれかかると優しく髪を梳いてくれたり。あたしはそんな日常で良かったのです。ただそれだけでこの村に生まれて良かった!…他のものは正直どーでもいいです。生きるなり滅ぶなり、好きにしてればいいんじゃないですか?いいんです、愛があれば。