そう、なんだ。[だからミリアムと共に今回の一件への対応を任せられたのだと悟った。自分と年が近い彼女の身には、特別な力が宿されている。それが幸か不幸かは、少女には分からないけれど。]大事な事、話してくれてありがとう。嬉しいな。[少女はサシャに晴れやかな笑顔を向ける。大事な秘密をまだ出会って間もない自分に打ち明けてくれた事が、少女にはこの上なく嬉しかった。*]